携帯電話の製造についての記事です。

製造の仕事は色々あり、重たい物から小さい部品の製造まで幅広く存在します。
私の場合様々な製造を体験してきましたが、最も印象に残っている携帯電話の製造を投稿します。

楽しかったことは「趣味や性格を活かすことができる」です。
部品の検品からピンセットを使用した手作業、またパソコンを使用した検査等様々な作業を経験する事ができます。
携帯電話は片手で持つ事が出来るぐらいの大きさですが、部品点数が非常に多くシステムも複雑なので、完成に至るまでには多くの過程を経る事となります。
例えば「過去にプラモデルの制作が好きだった」という方は手作業で活躍できます。
あるいは手作業が苦手な方でも「食べ物や自動車などについた細かいキズなどが気になる」という方は部品の検品で活躍する事ができます。

大変だったこととしては「効率のよいやり方を考えないといけない」です。
日々数百から数千個と製造するので一人当たりの持ち時間は十秒ほどと短く、
携帯電話を完成させるためには百人以上の従業員が携わるので私がモタモタしていると後の従業員の方々の持ち時間が無くなり迷惑が掛かってしまいます。
基本的に製造するにあたって仕様書があるので基本的に仕様書どおりに作業すればいいものの、仕様書どおりに作業すると効率が悪い事もあります。
従業員一人一人仕事の内容が違うので、担当の従業員が作業しながら効率のよいやり方を考えて
工夫や提案する事によってより早く、より良い製品を製造する事ができるのです。

製造業に初めて携わる事となったのが携帯電話の製造でした。
製造スキルが無い私としては不安の中でしたが、いざ携わると全く違う印象を持つ事が出来ました。
コツコツと同じ仕事をする事が苦ではないのであれば、是非お勧めします。